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歯周基本治療ってなに?

2021.5.10

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こんにちは。新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団歯友会赤羽歯科 新宿診療所」の歯科医師奥田です。

本コラムでは歯周病治療の第一歩である歯周基本治療についてその意味、治療内容についてお伝えしたいと思います。

そもそも歯周病ってなに?

歯周病という名前に聞き覚えはありますでしょうか?

一般的には歯槽膿漏のほうが聞き覚えがあるかもしれません。

歯周病とは歯を支えている組織。骨や歯茎、その間にある繊維を破壊してしまう病気のことです。

歯周病が進行してしまうと歯を支えられなくなりいずれ歯を失ってしまいます。

 

詳しくはこちら虫歯、歯周病ってなに?

歯周病治療の第一歩

歯周病は進行性の病気です。

これ以上病状が悪化しない為にも基本的な治療が一番大事となります。

この基本的な治療のことを歯周基本治療と呼びます。

 

歯周基本治療とは、歯周病の病原因子を排除して歯周組織の炎症をある程度まで改善し、その後の歯周治療の効果を高め、成功に導くための基本的な原因除去治療を指します。

歯周病の程度に関わらず、必ず行う基本的な第一段階となります。

歯周基本治療の内容

通常、歯周基本治療は

①モチベーション

②プラークコントロール

③スケーリング・ルートプレーニング

④プラークリテンションファクターの除去

⑤噛み合わせの調整

⑥歯の固定

⑦習慣となってる癖の修正

などからなります。

細かい内容

  • モチベーション(動機づけ)

患者さんに歯周病を自覚、理解してもらい、歯科医師・歯科衛生士の指示した日常行動を実行、維持するための動機を与えることです。

 

 

  • プラークコントロール

歯肉炎、歯周炎の原因であるプラーク(歯垢)の歯面への付着をコントロール(抑制)することを言います。

プラークコントロールには、患者さん自身によるセルフケアと歯科医師・歯科衛生士によるプロフェッショナルケアがありますが、プロフェッショナルケアは来院時に取り残しのある箇所や除去しにくい箇所に対するものがメインであり、日々の患者さん自身によるセルフケアが大変重要となります。

歯周基本治療においても、セルフケアが十分に行われるように口腔清掃指導(プラークコントロール指導)を行いますが、その成果は患者さんの理解・協力と努力にかかっています。したがって、口腔清掃指導では、器具の技術的使用法だけではなく、口腔清掃に対するモチベーション(動機づけ)が重要と考えています。

またプラークコントロールでは、抗菌薬の局所・全身投与を行うこともあります。

 

 

  • スケーリング・ルートプレーニング

歯石とは歯面に付着したプラークが石灰化し強固に沈着したもので,プラークリテンションファクター(プラーク蓄積因子とも言い、プラークの付着を促したりその除去を困難にしたりしている因子)の1つです。歯石を除去することをスケーリングと言います。

また、歯石が付着していた歯根面はザラザラしていて、細菌性の病原因子が付いているため、歯根面を一層除去して滑らかな面にします。これをルートプレーニングと呼びます。スケーリング・ルートプレーニングは歯周基本治療においてプラークコントロールと並び、中心となる治療です。

 

 

  • プラークリテンションファクターの除去

プラークの付着しやすい環境、すなわち粗糙(そそう)な歯面の研磨、不適合修復・補綴物の辺縁、輪郭および形態不良の改善、虫歯の治療などが挙げられます。また、歯茎の形態異常、小帯(唇や頬の内側と歯茎をつなぐ、すじの部分)異常、歯並びの改善などを行うこともあります。

 

 

  • 噛み合わせの調整

噛み合わせの調整をすることにより、歯の周囲の組織に問題を起こす程の大きな噛む力や、噛む時に早くぶつかる部分を取り除き、歯の周囲の組織に与えるダメージを抑えます。

 

 

  • 歯の固定

噛み合わせの調整のみでは改善できない場合や、歯の揺れが強くて、通常の噛む力であっても歯の周囲の組織にダメージが生じやすい場合に行います。

 

 

  • 習慣となってる癖の修正

ブラキシズム(噛みしめや歯ぎしり)や、舌の癖は歯周病を悪化させる原因となります。ブラキシズムは歯の周囲の組織に対して上と下の歯に強い咬む力が加わるため、周囲組織にダメージを引き起こす危険性が高くなります。また、歯周炎とブラキシズムが同時に起こると、症状が進行しやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

歯周病の治療は根気がいるものとなります。

歯を一生使えるようにするためにも歯周病についてお悩みの方は一度ご相談ください。

 

歯周病、歯周基本治療のことなら新宿、西新宿、都庁前の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 新宿診療所」

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監修者情報

院長・歯科医師

奥田

陽介

2002年4月 東京歯科大学 歯学部 卒業
2004年7月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
2016年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 院長就任

医療法人社団歯友会 インプラントセンター 所属

一般的な虫歯や歯周病の治療だけでなくインプラントやセラミック、ホワイトニングなど幅広い症例に対応。治療を受けた方が笑顔で快適な生活を送れるよう、一人一人の患者さんに向き合ったオーダーメイドの治療を心がけています。 また、歯や口腔内に特にお悩みやトラブルがない方でもどうぞご来院ください。当院では虫歯や歯周病を未然に回避する予防にも力を入れています。一人一人に合ったメンテナンスプログラムを作成しますので、これからお口のケアを始めようという方もぜひいらしてください。